
白樺はなぜ白い?
夏の暑さをふせぐため?
白樺はなぜ白いのでしょう?
「夏の暑さをふせぐために太陽光の反射を大きくするため」
「日当たりが良い寒冷地に生育しているので林をつくり光を反射しあう」
など諸説ありますが、本当のところは分かっていません。
筑波の森林総合研究所の大原先生によると
「シラカバの樹皮は外樹皮と内樹皮に分けられ、白く見えるのは外樹皮で、主成分の<ベチュリン>という白い結晶性のトリテルペン化合物を約70%も含みます。
内樹皮は、タンニン等のポリフェノール成分や糖類が主成分で、茶色または茶褐色です。
シラカバが白く見えるのは外樹皮に多量のベチュリンを含むためで、ダケカンバ、ウダイカンバ等、カバノキ属の木はベチュリンの量に違いはありますが、白っぽく見えます。」
ということです。でも、どうして白樺は沢山のベチュリンが出るの?どんどん興味が湧いてきますね。
(出所:森林総合研究所)